Ⅴ.自動運動テスト
神経の影響が評価により除外された場合は,患者さん自身に自動運動を行なってもらい評価を進めていきます。
そして,自動運動によって以下の確認が可能です。
たとえば可動域制限がある場合は、上記条件のどれかに問題が有ることになる。
これらを鑑別するために他動運動テストを必要とする。
また、自動運動テストの観察項目としては
・運動のどの場面に痛みが生じるか、またどこに痛みが生じるか。
・運動によって、痛みの強度もしくは質が変化するか?
・痛みによって患者はどのように反応するか?
・観察可能な制限の量とその質。
・運動パターン
・運動のリズムと質
・関連する関節の運動
・動かそうとする患者の意志
評価の続き
-
理学療法士評価概論に戻る
整形外科の評価の基本を学びたい人向け。 当記事では、「どんな本を買っていいかわからない。」や、「アドバイスしてもらえる人がいない。」という人のために運動器疾患の理学療法士評価基礎をまとめました。理学療 ...
続きを見る