北海道もあったかくなり緑が生い茂ってきました。
フラット散歩に行きたいな〜っと思っているのですが、仲間の整体院のオープンが再来週に迫り、いよいよお尻に火がついてきました。
今年、コロナウイルスの猛威がなければ、おそらくお家にこもって事務作業を黙々とできなかったので、「何事にも意味がある」と考えて、感謝しながら準備します。
以前にも、Blogで書いたかもしれませんが、私は理学療法士4年目の時に一度”大きな挫折”をしました。
それまでは、社会人の2年目から”北海道サッカー協会の一員”となり小学生年代の北海道選抜に帯同しており、忙しい毎日を過ごしていました。
そのせいもあり、天狗の鼻が伸び切ってしまい、自分を見失っていた時代がありました。
せっかくやっている活動なんだから、学会で発表してもっともっと自分を大きく見せようと、北海道の学会と全国の学会とそれぞれサッカー協会での活動について報告を行いました。
私自身、仕事で道外に出たのはこの時が初めてでした。
北海道で発表後は私の前に長蛇の列で、みなさんと名刺交換をさせていただきました。
しかし、道外の発表にいくと、私の発表なんて”虫けら以下”の報告で、もっともっとすごい報告がたくさんあり、私は学会会場を早く立ち去りたい思いがとても強かったです。自分の活動には強い信念をもっていましたが、それとは逆に自分自身の評価がとても高かったのも事実です。
そんな恥ずかしめを受けた僕は、その日のうちに”東京に行きたい。”と強く思ったのでした。
その当時思ったことは「北海道<東京」
北海道は田舎だから。北海道は学ぶ機会が少ないから。
などと、環境のせいにしていました。”早く東京に行きたい”そう思いました。
一度退職を考えたのですが、私のメンターに”1年待て。それで判断しろ”と言われたので、東京に進出する目標を一年後に定めました。
しかし、東京に行きたい。という思いは抑えきれず。そこから月に1〜2度東京に行き研修を受ける毎日を続けました。
それを続けていた結果、いつの間にかイタリアにも行き、いつの間にか東京で講師として働く日々になりました。
「あれ?1年後東京で勤めなかったの?」
東京に行けば行くほど、北海道の価値や素晴らしさが見えてきました。
東京に行けば行くほど、北海道で何かをやりたいという思いが強くなりました。
確かに田舎というデメリットはたくさんあると思いますが、それを超えて向こうに行けば行くほど、北海道の素晴らしさを感じました。
そしていつの日か、北海道で何かをしたい。
北海道を良くしていきたいという思いが強くなりました。
おそらくこの思いは、実際に”故郷の外に出て活動”しなければ感じなかった気持ちです。
今僕は心の底から、北海道で働きたいと思っています。
おそらく、外に出なければずっと北海道に対して不満を感じ、文句を毎日繰り返していたと思います。
貿易を繰り返さないと、自分達が取り扱っている商品の価値がわからないです。
月並みですが、故郷で活動するにしても、一旦、外の世界に出て、良い事も辛い事も思い知る事をお勧めします。
道外の研修では、大体「北海道から来ました」というと、みんな構ってくれるので、「道民」は圧倒的に有利です。
頑張ってね!
EzoReha 菅原
EzoReha菅原
毎日、実験&作品作成&Webサービスの開発&北海道の街づくりを進めています。
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