結婚や出産,多くのイベントが終えると,必ずとっていいほど始まるのは夫婦の「お小遣い戦争」
皆さんは「お小遣い」に関して何のために使うものという認識を持っていますか?
おそらく,皆さんは自由に使えるお金という認識を持っていると思います。
あながちそれは間違えではありません。
しかし,
あなたは自由に好きなものを買えていますか?
行きたい講習会に行けていますか?
そして,あなたが欲しいものは何かの役に立つものでしょうか?
家族がいるから,子供がいるからと悩んでないで,コツコツと自分のスキルを高めることで,家庭からもらうお小遣い以上に簡単にお小遣いを増やすことができます.
今回は,私の経験から”理学療法士の副業のいろは“についてを書こうと思います
結婚,出産,お小遣い
私は結婚して4年が経ちました。
そして,1歳6ケ月の娘がいます.
職場で家族持ちのスタッフはよく「お小遣いの話」が話題になります。
その中で,大体理学療法士の家庭は3万〜2万のお小遣いが相場でした。
私はと言うと,結婚当初から【私の給料は嫁にすべて渡しています。】
その中から「1万円」のお小遣いをもらっています。
「1万円!?」と驚かれる方が多いかもしれません。
しかし,私は結婚当初から,お小遣いはいらない。なんかあったら頂戴。と妻に話しておりました。が
「社会人なんだから何かあっては困る」と1万円を持たされているのが今の現状です。
だけど,そんな生活に不自由したことはありません。
お小遣いの1万円の使いみちといえば,朝食を食べそびれたときに売店でパンを買ったり,土日に妻が仕事のときに昼ごはんを買ったり,仕事帰りにワインを買ったりと,お小遣いというか【飲食代】として使っています.
小銭だと思ってちょこちょこ使ってない?
私はよく,スタッフにどうやってそんなに理学療法士の本を買ったり,講習会に行ったり,毎月のように東京に行ったりetc..しているの?
と言われることが多々あります。
職場にいろいろな郵便物が届くので気になっているのでしょう。
(不在連絡がめんどくさいのでAmazonの送り先が職場になっています.w)
私は,理学療法士の2年目より副業としてサッカー協会のトレーナーとして活動をしていました
その活動でわずかながら,雀の涙ほど(1日:2500円〜3000円)報酬を頂いておりました.
1日2500円て..ブラック企業やん!
っという話は今度にして‥
私は外部の活動で頂いた報酬をすべて自分の将来や知識の補充のために使っていました。
その結果として,不自由なく生活がてきています.
自分に自己投資し続けている結果として今の生活につながっているのです.
皆さんはこのように外部の活動で頂いた報酬をどのように使っていますか?
→ちょっと美味しいものを食べる?
→自分のお小遣いの足しにしてコーヒーやらジュースやらをかう?
→気づいてたらなくなっている?
私はこのように頂いた些細な,報酬などをお小遣いとは別にし,自己投資のために使っています。
→理学療法士の本を買う
→パソコンのソフトを買う
→サーバーを開設する
些細なお金からでも,しっかりと運用する。
職場から頂く固定費にはなるべく手をつけない。
そして,副業で頂いたお金は,必ず自分の将来のために使う。
そうすることで,新たな仕事を生むことが出来ました。
そんな生活を続けていると‥
小さな活動から徐々に,いろいろな仕事をいただけるようになりました.
後に増えた仕事
・専門学校の非常勤講師
・講演会の依頼
・徒手療法のアシスタント
・執筆依頼
・ブログや・アソシエイトの報酬
・チームの専属トレーナー
・ワンポイントでの依頼者からのコンディショニング
そして,そこで頂いた報酬は現在では(半分を妻にプレゼントして)すべてを自己投資に使います。
報酬として頂いたお金は絶対に生活費として使いません.
モチベーションが下がるし,報酬は季節性によって上下するので固定費にはなりません.
そして,病院から頂いた給料は一切手を付けず,妻に渡します。
そして,妻からもらった1万円で自分の嗜好品を買う
このような生活を続けることで,家庭を傷つけることなく,好きな仕事が出来ています。
副業の始め方
終わりに‥
「妻の財布が厳しくて講習会に行けない。」
「講習会に行きたいけどお金がなくていけない。」
そんなこと言っている人はいませんか?
必ずと言っていいほど,お金は「自然発生」するものではありません。
しかし,種をまけば育っていくものです。
「あなたは,妻に快く講習会にいかせてもらうために何をしていますか?」
風呂掃除をしたって,子供をあやしたってお金は発生しません。
まずは将来お金の樹になる種を見つけ育てましょう。
副業がないって言っても,現代はいろいろな仕事があります。
ましてはあなたは,有資格者です。あなたの知識を形にしましょう。
そして,目先のお金に一喜一憂するのではなく,損してでも自己投資をしましょう。
必ず,新たな仕事を連れてあなたのもとに帰ってきます。
投資を辞めたら,「自分の単価が下がる」ことを忘れないでください.
それは,自分の周りの人たちも勉強を始め,供給者が多くなるからです.
(図:お金の好循環)
だからって,家事を手伝わなければ良いわけではないですよ。
家事を手伝うことは,「夫婦生活に種をまく」ことです。
将来,夫婦で円満に暮らしていくための種まきです.
家庭を顧みず,仕事や講習会に行き過ぎて,夫婦関係が悪くなって離婚した理学療法士は何人も見てきました。
仕事もプライベートも見返りを求めてはいけません。
信じて,行ない続けると必ず誰かが見ています。
Give&take ではなく
Give&Give を!
そして,私は今日も仕事帰りに1万円のお小遣いで,夫婦で食べるおやつを買って帰ります。